ニキビやシミ、シワ、毛穴トラブル、脂性肌や乾燥肌…
様々な肌トラブルがありますが、全ての原因に必ず「乾燥」があります。
お肌を乾燥から守り、「保湿」することこそが一番のスキンケアと言えるでしょう。
本記事では、化粧品成分検定1級、化粧品成分上級スペシャリストの資格を持つ私・桜田仁がバルクオムの化粧水「THE TONER」とバルクオムの乳液「THE LOTION」の成分から分かる効果、実際に使用してみた使用感や保湿力、正しい使い方について紹介します。

ルクオムの化粧水「THE TONER」の大きな特徴は、非常にさっぱりとしたテクスチャです。
少しとろみがありますがほぼ水と言って良いようなテクスチャで、ベタつきの苦手な男性でも使用しやすい化粧水となっています。
バルクオムの乳液「THE LOTION」の大きな特徴は、「THE TONER」との相乗効果で高い保湿力を生み出す点にあります。
使用感は乳液なので化粧水よりはベタつきはあるものの、かなり抑えられているといった印象です。
こちらも男性用ということもあり、ベタつきを抑えた「使用感」にはかなり力を入れていることが伺えます。

バルクオム・化粧水と乳液の成分

バルクオムの化粧水「THE TONER」の成分は下記の通りになります。

水、BG、グリセリン、トレハロース、リンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解シルク、グリセリルグルコシド、1,2-ヘキサンジオール、キサンタンガム、レシチン、PEG-60水添ヒマシ油、水酸化Na、グリシン、エタノール、フェノキシエタノール、香料

「トレハロース」は食品などにも多く使われている成分で、とても高い保水機能を有する「生命（いのち）の糖」と呼ばれる天然由来成分です。

バルクオムの乳液「THE LOTION」の成分は下記の通りになります。

水、グリセリン、スクワラン、エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸ポリグリセリル-10、BG、リンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解シルク、クレイミネラルズ、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、グリセリルグルコシド、トコフェロール、ベヘニルアルコール、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、パルミチン酸セチル、ステアロイルグルタミン酸Na、キサンタンガム、レシチン、エタノール、水酸化K、水酸化Na、グリシン、カルボマー、フェノキシエタノール、香料

「スクワラン」は人の皮膚構造に近いので肌なじみがよく、角質層で疑似バリアを作り乾燥ダメージから肌を守る、天然の保湿剤です。

「THE TONER」「THE LOTION」ともに保湿力に関する成分が多めに配合されている点が特徴的です。
「乾燥」は乾燥肌はもちろん、脂性肌(オイリー肌とも)、敏感肌、ニキビ、毛穴の開きや黒ずみ毛穴、シミ、シワなど「全ての肌トラブルの元凶」と言われています。
何かしら肌トラブルに悩んでいる場合、「保湿力」のある洗顔料や化粧水、乳液などの基礎化粧品を選ぶことは大事な要素です。
バルクオムシリーズ共通で配合されている「リンゴ果実培養細胞エキス」「温泉水」「グリセリルグルコシド」「加水分解シルク」「チャ葉エキス」「ユズ果実エキス」「セイヨウシロヤナギ樹皮エキス」の7種には保湿効果、整肌効果があります。
バルクオムの化粧水「THE TONER」もバルクオムの乳液「THE LOTION」も、成分から「保湿」に力を入れていることが分かるため、様々な肌トラブルを意識されたスキンケアアイテムと言えるでしょう。

こんな肌トラブルに悩む方におすすめ

バルクオムの化粧水「THE TONER」とバルクオムの乳液「THE LOTION」は、保湿に力を入れているスキンケアアイテムであるため、基本的にどのような肌トラブルに悩む方にもおすすめ出来ます。
バルクオムシリーズを通して配合されている「リンゴ果実培養細胞エキス」「ユズ果実エキス」「チャ葉エキス」「セイヨウシロヤナギ樹皮エキス」や高い保湿力を考えると、「シワ」「ニキビ」「脂性肌」などでお悩みの方に特におすすめ出来ます。
ただ、あくまで化粧水も乳液も「基礎化粧品」ですので、ニキビやシワを「治療」する効果は持ち合わせていません。様々な肌トラブルの症状悪化に対する予防や純粋な予防に使うものですので、今現在深刻な肌トラブルに悩んでいるのなら皮膚科などの医療機関で診察してもらうことをおすすめします。